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下駄箱に戻すほどではない普段履きが、玄関に何足も並んでいる。棚下へまとめたいけれど、浮かせるラック、床に置く低いラック、引き出せるキャスター付きのどれを選べばよいのでしょうか。置ける幅が同じでも、掃除や靴を取り出すときの動作は違います。

この記事では、山崎実業の浮かせる伸縮シューズラック「タワー」5631、伸縮シューズラック「ライン」1段3188、引き出せるキャスター付きシューズラック「タワー」1622を比較します。対象はホワイトの3モデル。下駄箱周りで普段履く靴を整理する、同じ用途の製品です。

浮かせる・低く置く・引き出すで選ぶ

  • 棚板を使って、床から浮かせたい:5631。厚み1.5〜2.8cmの棚に差し込む方式で、幅45.5〜80cmに伸縮します。
  • 棚への取り付けをせず、幅を合わせて低く置きたい:3188。幅38〜70cmの置き型。ラック上と下の床面を使う収納例があります。
  • 靴をまとめて手前へ引き出したい:1622。幅83.5cmのキャスター付き。幅は伸縮しません。

足数の前に、置ける条件を確かめる

  1. 棚に差し込めるか。5631は棚板の厚みに条件があります。3188と1622は床置きなので、その条件はありませんが、床の設置スペースを使います。
  2. 靴を入れた状態で収まるか。本体の奥行きや高さは、靴を載せた後の外寸ではありません。つま先・かかと・靴の上部が下駄箱や通路へ出ないかを見ます。
  3. 掃除するときに何を動かすか。5631は本体を棚側で支え、3188は床に置き、1622はキャスターで引き出します。床を空けることと、収納ごと移動することを分けて選びます。

設置方法と取り出し方を比較

下駄箱周りの靴を整理する3モデル(ホワイト)
比較項目浮かせる 5631置き型 3188キャスター付き 1622
シリーズタワーラインタワー
設置方法棚へ差し込む床に置く床に置き、引き出せる
本体の幅45.5〜80cmに伸縮38〜70cmに伸縮83.5cm。伸縮しない
本体の奥行き×高さ20.5×15.5cm15×15cm27.5×14.5cm(キャスターを含む)
取り付け条件棚の厚み1.5〜2.8cm棚への取り付け不要棚への取り付け不要。引き出す場所が必要
収納数のメーカー目安大人用シューズなど2〜4足シューズ約4〜6足、ヒール約6〜8足 ※床面も使う収納例あり大人用シューズ・ブーツ4足、ヒール・サンダル4〜5足
耐荷重全体3kg、各バー1.5kg5kg4kg(静止荷重)
移動に関わる構造床に脚がないキャスターなしの置き型キャスターとストッパー付き
主な長所棚下に浮かせる収納を作れる取り付け先を選ばず、幅を合わせられる奥へ収めた靴をまとめて引き出せる
購入前の注意棚板の厚みと差し込み位置を確認奥行き15cmだけで靴全体が収まるとは限らない幅83.5cmの場所と手前の空間を確認
向く人適合する棚があり、床置きを減らしたい人低い置き型を幅に合わせて使いたい人出し入れや掃除時に収納ごと動かしたい人
仕様の出典5631のメーカー公式ページ3188のメーカー公式ページ1622のメーカー公式ページ

収納足数は靴の幅・形状やラックの伸ばし方で変わる目安です。特に3188は、メーカーの使用写真がラック上と下の床面を併用しています。「上のバーだけにシューズ6足載る」とは読み替えず、足数だけで3モデルを順位付けしないようにします。

5631:適合する棚から浮かせる収納を作る

5631 ホワイト。画像を押すと楽天市場の商品ページへ移動します。

5631は、棚下へ差し込み、靴を床から浮かせて収納したい人向けです。幅45.5〜80cmに伸縮でき、メーカーは大人用のシューズ・サンダル・ヒール靴など2〜4足を目安にしています。

購入前に外せない条件は、差し込む棚の厚みが1.5〜2.8cmであることです。幅だけ合わせても、棚に取り付けられなければ使えません。差し込みたい位置に出っ張りや扉などがある場合も、本体と干渉しないかを確認します。

収納部の幅は45〜79.5cmで、バー同士の距離は12cm、内寸高さは10.5cmです。靴を支える位置や上部の収まりを確認する目安になります。大きなスニーカー、厚底靴なども、足数の表示だけで適合を決めないようにします。

ラックの下に脚がないため、床に置く3188とは構造が違います。下の空間を空けて使えば掃除のために靴を一足ずつ動かす配置を減らせます。一方、メーカーの例のように下にも靴を置くなら、その靴を掃除時に動かす手間は残ります。

耐荷重は全体3kg、各バー1.5kgです。靴の重さが一方へ偏らないかも確認します。向いているのは、取り付けられる棚があり、普段履きを少数まとめて浮かせたい人。棚の厚みが合わなければ、置き型の3188か1622を検討します。

3188:取り付けずに、幅を合わせて低く置く

3188 ホワイト・1段。画像を押すと楽天市場の商品ページへ移動します。

3188は、棚に取り付けず、低いラックを床に置きたい人向けです。幅38〜70cmに伸縮し、高さは15cm。5631を差し込める棚がない玄関でも、設置する床面のスペースから考えられます。

メーカーはシューズ約4〜6足、ヒール約6〜8足を収納目安にしています。公式写真では、ラック上に靴を載せ、下の床面にも靴を並べています。床に置く靴をすべてなくす目的なら、この数字だけで選ばないことが大切です。

ヒールは、かかとの部分をバーへ掛ける使い方も紹介されています。シューズとヒールで必要な並べ方が違うため、何足かだけでなく、実際に置きたい靴の種類を決めてから幅を考えます。靴が大きければ、メーカー目安どおりの足数が収まるとは限りません。

本体の奥行きは15cmですが、靴全体を15cm以内に収める製品という意味ではありません。つま先とかかとが本体から張り出す分を含め、下駄箱の奥行きや歩く場所への出っ張りを確認してください。高さ15cmにも、上に載せる靴の高さは加わります。

耐荷重は5kgで、キャスターはありません。向いているのは、固定用の棚を使わず、低い置き型を幅に合わせたい人。掃除のたびにラックごと手前へ動かす使い方を優先するなら、キャスター付き1622との違いが判断点になります。

1622:靴を載せた場所を手前へ引き出す

1622 ホワイト・1段。画像を押すと楽天市場の商品ページへ移動します。

1622は、下駄箱の下に収納した靴を、まとめて手前へ引き出したい人向けです。キャスター付きで、停めて使うときのストッパーもあります。取り出す場所へ収納自体を動かせる点が、5631・3188との違いです。

幅は83.5cmで、伸縮しません。収納部の内寸幅は80cmです。設置したい開口が幅80cmだから入る、と内寸から判断しないでください。本体外寸が入る幅と、手前へ引き出す動作に必要な空間を確認します。

奥行き27.5×高さ14.5cmはキャスターを含む本体寸法です。靴を置いた状態では高さが増え、つま先やかかとが張り出すこともあります。メーカーはシューズ・ブーツ4足、ヒール・サンダル4〜5足を目安にしていますが、靴のサイズや形状によって変わります。

ブーツを置けるという説明は、下駄箱の下へどんな高さのブーツでも収まるという意味ではありません。履き口までの高さと、収納する場所の空き高さを合わせて見ます。パイプ間隔は5.7cm・12.2cmで、小さな靴についても底の支え方を確認してください。

耐荷重4kgは静止荷重です。人が乗るための台としては扱いません。向いているのは、幅83.5cmの場所を確保でき、出し入れや掃除で収納ごと引き出したい人。狭い場所に幅を縮めて収めたい場合は、5631・3188の伸縮範囲へ戻って検討します。

比較対象はホワイト1622の1段タイプです。2段タイプ1624とは本体高さが異なるため、購入先で品番と段数をご確認ください。

3188は「ライン」、5631・1622は「タワー」です。各リンク先ではシリーズ名だけでなく、ホワイト・品番・段数をご確認ください。

出しておく靴を絞ってから、収納を増やす

毎日は履かない靴を先に下駄箱へ戻すと、必要なラックの幅や足数が変わることがあります。普段履きを並べ直すだけで通路が空き、掃除もしやすいなら、新しい収納を足す必要はありません。

また、下駄箱の下に靴を隠せても、引き出すたびに通路をふさいだり、棚の扉が開かなくなったりするなら使いづらさは残ります。今回の3モデルに合う場所がなければ、収納場所そのものを見直しましょう。

足数と寸法で迷ったら

幅が狭い玄関なら、いちばん小さくなる3188でよいですか?

3188の最小幅は38cmですが、置きたい靴の横幅と前後の張り出しも必要です。幅だけで判断せず、載せた靴が通路や家具に当たらないかを確認します。棚を使って浮かせたい場合は5631も別の候補です。

3188なら、6足すべてを床から浮かせられますか?

そのようには判断していません。公式使用写真にはラック上と下の床面を使う例があり、収納目安を上のバーだけの足数とは扱っていません。床置きを減らしたいなら、浮かせたい靴の実際の幅から収納場所を考えます。

本体高さ15cm前後の空きがあれば、靴も入りますか?

本体だけが入っても、靴を載せると上にはみ出します。特にブーツや厚底靴は、収納した状態での高さを確認してください。取り出すときの手の動きに必要な余裕も見ます。

掃除をしやすくしたいなら、どの形が向きますか?

床から浮かせて下を空けるなら5631、収納ごと引き出すなら1622が候補です。5631の下にも靴を並べる場合は、そこを動かす手間が残ります。3188はキャスターがないので、床に置いた靴とラックをどう動かすかを考えます。

棚の適合と、普段の動かし方で選ぶ

棚から浮かせて収納するなら5631。棚の厚み1.5〜2.8cmと靴の収まりが前提です。低い置き型を幅に合わせるなら3188。床面を併用する使い方も含めて、収納数を考えます。

靴をまとめて引き出したいなら1622。幅83.5cmの場所と手前の空間が必要です。足数の数字だけでなく、帰宅時に戻す場所と、掃除の日に動かす物を想像すると、自分の玄関に合う構造を選びやすくなります。

出典と確認日

仕様と商品説明は2026年10月13日にメーカー公式商品ページで確認しました。3188の床面併用は公式使用写真でも確認しています。利用場面は仕様に基づく選び方で、固定力・安定性・収納足数を実機検証したものではありません。価格・在庫・色・モデル・販売単位は購入先の最新表示をご確認ください。