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大皿を1枚取りたいのに、その上の取り皿をまとめて持ち上げる。食器棚の収納を変えるなら、皿を1枚ずつ立てる方法と、種類ごとの重なりを段で分ける方法があります。この記事では、乾いた皿を食器棚に整理する山崎実業「タワー」の3モデルを比較します。よく使う皿をどう取り出したいかを出発点に、皿の寸法と棚内の空間に合うものを選びます。
対象は立てる収納の1375、幅を調整できる2段ラック5399、皿を段分けする7509のホワイトです。5399はほかの用途にも使えるラックですが、メーカーが食器棚内の皿収納を紹介しているため、今回はこの共通用途に絞って比べます。
1枚ずつ選ぶか、種類ごとに分けるか
- 中皿・大皿を1枚ずつ取りたい:お皿スタンド1375。直径18〜30cm・高さ4cmまでが目安で、立てて収納します。
- 皿の種類を上下に分け、棚の幅に合わせたい:伸縮ラック5399。幅27〜45cmで調整でき、上棚とその下の空間を使います。
- 直径15〜26cmの皿を3段に分けたい:ディッシュストレージ7509。各段の耐荷重1.5kgと、重ねた皿の高さを確認します。
皿の取り出し方が変わる3つのポイント
- 1枚ずつ立てるか、重ねたまとまりを分けるか。1375は立てて選ぶ方式。5399と7509は、皿の種類を段で分ける方式です。重ね置き自体をやめたいのか、違う種類の皿が上に載るのを避けたいのかで候補が変わります。
- 皿の直径・深さ・重さ。直径が同じでも、深さや縁の形は異なります。段に重ねる場合は枚数だけでなく合計重量も確認します。
- 食器を置いた状態の幅と高さ。スタンド本体が小さくても、立てた大皿は上へ張り出します。段付きラックも、上の皿と棚板の間に取り出す余地が必要です。
対応する皿と収納方法を比較
| 比較項目 | 立てる 1375 | 伸縮2段 5399 | 3段 7509 |
|---|---|---|---|
| 収納方法 | 皿を立てて収納 | 上棚と下の空間に分ける | 皿を3段に分けて重ねる |
| 皿の対応目安 | 直径18〜30cm・高さ4cmまで。形状により収納不可の場合あり | 皿の直径・高さの数値範囲は公式で確認できず | 直径15〜26cm |
| 収納枚数の目安 | 公式で一律の枚数は確認できず | 皿の大きさ・重ねた高さで変わる | 各段6〜8枚程度。皿の厚さで異なる |
| 本体の幅×奥行き×高さ | 32×11×9cm | 27〜45×20×15.2cm | 26.5×19.5×16.5cm |
| 耐荷重 | 公式商品ページで数値を確認できず | 5kg | 1段あたり1.5kg |
| 主な長所 | 別の皿の山を持ち上げずに選ぶ収納にできる | 棚の横幅に合わせて上下を分けられる | 皿のまとまりを3段に分けられる |
| 購入前の注意 | 本体高さ9cmに皿が収まるわけではない | 幅27cm未満には縮まない。下段の空間は別途確認 | 6〜8枚の目安より先に各段の重さを確認 |
| 向く人 | 条件に合う中皿・大皿を1枚ずつ取りたい人 | 棚の幅を活用し、皿の種類を上下に分けたい人 | 対応径の皿を種類ごとに小分けして重ねたい人 |
| 仕様の出典 | 1375のメーカー公式ページ | 5399のメーカー公式ページ | 7509のメーカー公式ページ |
表の耐荷重はメーカー表記です。5399の5kgと7509の「1段あたり1.5kg」を、同じ条件の収納力として単純に順位付けしていません。皿が収まる寸法と、重さの条件を両方満たす必要があります。
1375:中皿・大皿を立てて選ぶ

1375は、重ねた皿の中から1枚を探す動作を変えたい人向けです。皿を立てるスタンドで、直径18〜30cm・高さ4cmまでの中皿や大皿が収納の目安。メーカーは戸棚だけでなく、引き出し内での皿収納にも紹介しています。
たとえば、よく使う大皿の上に別の皿を重ねているなら、種類ごとの山を上下に分けるより、立てて1枚ずつ選ぶほうが目的に合う場合があります。5399や7509とは収納する向きが違うため、重ね置きを続ける前提で選ばなくてよいのが特徴です。
ただし、本体は幅32×奥行き11×高さ9cmでも、収納した皿まで高さ9cmに収まるわけではありません。直径の大きい皿を立てた状態で、上の棚板に当たらないか、引き出しが閉まるかを確認します。また、メーカーは皿の形状によって収納できない場合もあると明記しています。
向いているのは、対応する中皿・大皿をよく使い、立てたときの高さを確保できる人。小皿中心の人や、深さのある器をまとめたい人は、対応範囲に無理に当てはめず、段分けする方式も検討してください。
5399:幅を合わせて皿のまとまりを上下に分ける

5399は、重ねた皿を種類ごとに分けたいときの伸縮ラックです。幅27〜45cmの範囲で調整でき、高さは15.2cm。ラックの上と下を使って、別の種類の皿を重ねずに置く構成を作れます。
たとえば取り皿のまとまりを上、大皿のまとまりを下に分ければ、大皿を出すために取り皿を持ち上げる配置を見直せます。ただし、同じ段に置いた皿の中では重ね置きが残ります。1枚ずつ立てて選びたいなら1375、3つの段に分けたいなら7509という違いです。
耐荷重は5kgですが、皿の直径や段内の高さについて、公式商品ページに数値の適合範囲を確認できませんでした。本体高さ15.2cmは、下段に高さ15.2cmの食器が入るという意味ではありません。奥行き20cmの本体と、皿の張り出し、出し入れする方向を合わせて確認します。
向いているのは、皿を上下2つのまとまりに分ければ足り、棚の幅を調整しながら使いたい人。幅27cmを確保できない場所や、上の食器を置く高さが残らない棚では、伸縮できることだけを理由に選ばないでください。
7509:対応径の皿を3段に分ける

7509は、種類の違う皿を3段に分けて収納する固定サイズのモデルです。対応する皿は直径15〜26cm。各段6〜8枚程度がメーカーの目安ですが、皿の厚さによって枚数は変わります。
大きさや用途の違う皿をひと山に重ねるより、段ごとに分けておきたい人に向きます。5399のように横へ伸ばすことはできませんが、本体は幅26.5×奥行き19.5×高さ16.5cmで、皿を載せる場所を3段に分けた設計です。上段に載せた皿の高さは本体寸法とは別に見込みます。
先に確認したいのは1段あたり1.5kgの耐荷重です。たとえば1枚300gの皿なら、5枚で1.5kgに達します。「6〜8枚程度」とあることを理由に6枚目を足せるわけではありません。枚数・重ねた高さ・合計重量のうち、どれかが条件を超えれば収納方法を見直します。
向いているのは、直径15〜26cmの皿を種類ごとに分け、各段の重さを管理できる人。直径28cmの大皿は対応範囲を超えるため、立て置きでよければ1375の条件を確認するなど、皿の大きさから選び直しましょう。
販売ページにブラックなどの選択肢がある場合は、この記事の対象であるホワイトと品番1375・5399・7509をご確認ください。
先に皿を分けるだけで足りることも
収納用品を買う前に、普段使う皿と来客用の皿を分けてみます。よく使う皿だけが手前にあれば、ラックを増やさなくても取り出しやすくなる場合があります。棚板の高さを変えられる食器棚なら、その調整も候補です。
今の重ね方で困っていない場合や、立てた皿の高さ・ラックの上下の余裕を確保できない場合は、追加購入を急がなくてよいでしょう。「収納できる枚数を増やす」より、普段の1枚を無理なく取り出せることを基準に考えます。
皿の形や重さで迷ったら
1375なら、直径が合えば深皿も立てられますか?
直径18〜30cmだけでなく、高さ4cmまでが目安です。高さは、皿を通常の向きで置いたときの底から縁までを確認します。条件内でも形状によって収納できない場合があるため、深皿や縁の形が特殊な皿は、寸法と形状をメーカーに伝えて適合を確認してください。
7509は3段あるので、重い皿を下の段にまとめれば大丈夫ですか?
メーカーの耐荷重は1段あたり1.5kgです。段の位置を変えても、この条件を超えてよいとは判断できません。重い皿は枚数を減らすなど、各段の合計重量で考えてください。
5399の下に入る食器の高さは15.2cmですか?
15.2cmは本体全体の高さです。公式商品ページで下段の有効な高さを確認できていないため、そのまま食器の上限としては使えません。高さが際どい食器を入れたい場合は、購入前に下段内寸と取り出す余裕を確認しましょう。
水切り用として選んでもよいですか?
この記事の比較対象は、乾いた皿を食器棚に整理する用途です。洗った直後の皿を置くための排水や水受けの性能は比較していません。水切りが目的なら、その用途への対応が確認できる製品から別に選んでください。
取り出したい単位に合わせて選ぶ
対応する中皿・大皿を1枚ずつ選ぶなら1375。立てた皿の高さと形状を確認します。皿の種類を上下2つに分け、棚の幅に合わせるなら5399。本体幅27〜45cmと、食器を含む上下の空間が判断点です。
直径15〜26cmの皿を3段に分けたいなら7509。各段1.5kgを守れる枚数で使います。同じ「皿収納」でも、1枚を選ぶ動作を変えるのか、重ねたまとまりを分けるのかを決めると、必要な形を絞れます。
出典と確認日
仕様と商品説明は2026年10月13日にメーカー公式商品ページで確認しました。設置例と向く人は仕様に基づく選び方で、実機の安定性や取り出しやすさを検証した記事ではありません。販売価格・在庫・色・販売単位は購入先の最新表示をご確認ください。
